アルマゲドン2014
原題は'Asteroid vs. Earth'。今年の“アルマゲドン”は2010年版以来のアサイラム社製! 主演はティア・カレル、ロバート・ダヴィ。「スター・トレック/ヴォイジャー」のティム・ラスも出演してます。監督は「シャーク・ウィーク」のクリストファー・レイ。前作「2013」の感想はこちら。
地球に超巨大隕石が接近! 各国は核ミサイルを隕石に打ち込み、危機を脱しようと目論むが、この計画が失敗に終わる可能性が高いと知った米軍のマスターソン将軍は、あるとてつもない作戦に打って出る!
その作戦とは、海底深くの海溝で核爆弾を爆発させ、全世界規模の超々巨大地震を引き起こし、その力で地球の軌道を変えてしまおうという、「妖星ゴラス」をパクったようなお話でした。
で、アサイラム作品らしく、ものスゴ〜く頭の悪い作品。何しろそのトンデモない作戦の発案者は、隕石を最初に発見した天文台のインターン(一応天才らしい設定ですが、ただのバカ者にしか見えない)だし、その作戦をロバート・ダヴィ将軍は(少なくとも画面上では)誰にも相談せずに実行に移しちゃう…。
まぁ、ティア・カレルがいまだにイケてるイイ女という描写から始まっちゃう冒頭シーンから、もう真面目に見る気が失せちゃうんですけどね(w。
その後も、アサイラムらしくグダグダの展開が続いて緊張感ゼロ。地上で任務にあたってる海兵隊の指揮官はチンピララッパーにしか見えなかったり。
ラストもなぁ…。こんな感じのかなりアサイラム濃度の濃い凡作でした。
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