U.M.A.2014 フォレスト・モンスター

原題は'Willow Creek'。こんなパチモンくさい邦題ですが、中年男と美少女の異色殺人コメディ「ゴッド・ブレス・アメリカ」のボブキャット・ゴールドスウェイトが、今度は何とモキュメタリーホラーに挑戦した作品です。ネタはビッグフット!

あのパターソン・ギムリン・フィルムを見て以来、ビッグフットオタクになったジムは、恋人のケリーを連れて撮影場所であるカリフォルニア州ブラフ・クリークに向かう。フィルムに縁のある人々や、ビッグフットの目撃者にインタビューした二人は、その夜、森の中でキャンプし、ビッグフットの出現を待つのだが…。

うーん、コレは感想を書くのが難しい作品…。

まず、ゴールドスウェイトのセンスの確かさは再確認出来ました。何しろテンポが良くて、逆にモキュメタリーらしくないくらい(w。ホントはダラ〜っと撮りたいんだろうけどそれを許せない、みたいな。序盤のビッグフットに取り憑かれた人々の描写も、小馬鹿にするんじゃなく、ちゃんと愛が感じられる。

また、ボンクラ趣味を押し付ける彼氏に、しょうがないわねぇ…とため息をつきながらも付き合ってあげる素敵な彼女、という構図も悪くないと思いました。

そして、例の河原が舞台になる終盤のシーン以降は、手ブレガタガタなんだけど、ちゃんとカッコ良く撮れてるし、緊張感もある。

と、良い所を挙げてみましたが、怒る人が出てくるのも仕方がないかなぁ。特にストレートなホラーを期待した人には。夜中、外で物音がするのに、テントに閉じ籠もる二人を延々と映す(コレは長回しなのか?)シーンとか、個人的にはヒロインの顔芸が楽しかったですが、イラッとする人も多そう。

ネタバレになるので書きませんがオチもなぁ…。とりあえずロッテントマトの評価は高過ぎると思います(w。