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ザ・グラビティ

原題は'Helden - Wenn Dein Land Dich braucht'(英題'Heroes')。独製のパニックアクションで、レンタル版は前後篇の二巻に分けてのリリース。主演は「アースレイジ」のハンネス・イェニケと「ミッション:エクストリーム」のクリスティアーネ・パウル。「U-864 日本を目指したUボート」のイボンヌ・カッターフェルド、「エアポート2010」のエミリア・シュールも出演してます。監督は「パニック・エスケープ」のハンスイェルク・トゥルンなんですが、IMDbのレーティングが今日現在で何と1.7点…。

ジュネーブの粒子加速器研究所で巨大実験装置が稼働。その直後、地球の重力が上昇し始め、まず軌道上の人工衛星が次々に地上に墜落していく! 事態をいち早く察知した女性科学者ゾフィーは、独首相の勅命を受けて装置を停止させる為に現地へ向かうが…。

ヒロインが乗り込んだヘリには、恋人のマークも同乗。実は研究所には彼の一人娘と実妹も見学に行っていたのだ!という展開。この後は、装置は暴走を続け、遂にはブラックホールが出現! その一方で、主役カップルは当然のように次々にトラブルに巻き込まれながら、行く先々の被災地の人々の助けを借りて事態の解決に挑む!という、ありがちでご都合主義な流れ。

で、独製TVムービーらしく、巨大実験装置や人工衛星の墜落&大爆破シーン、大地の大隆起シーンと、ド派手な映像が連続して見応え充分。

じゃあ何故評価がこんなに低いのかと言えば、映像が未曾有の事態が起きているのを伝えてるのに対して、それに立ち向かう人間たちの行動が余りにもアホ過ぎるから、だと思います。例えば、ブラックホールの影響で、人工衛星に続いて飛行機までバンバン落ちてる状況で、主人公たちの移動手段がヘリって…。案の定、早々に墜落しちゃうし。

その後も、クリフハンガーの連続と言えば聞こえはいいですが、実際はソレちゃんと連絡しとけばすんなり話は進むだろ!というレベルの障害が多過ぎ。

IMDbのレビューに“アサイラム映画よりクソ!”というのがありましたが、まぁそこまでヒドい出来ではないものの、映像面から考えるにそれなりの制作費が掛けられてるにしては穴の多過ぎる作品でした。

まぁ、主人公たちを助ける農家の兄弟んちで働いてるのが、何故か全員ホットパンツのセクシーネエちゃんたちだったりと、妙に綺麗どころが揃ってたりするから、暇つぶしにはなるんじゃないでしょうか。