ダーク・スウォード テンプル騎士団の復讐

原題は'Night of the Templar'。「処刑人 アナザーバレット」のポール・サンプソンが監督・脚本・主演を務めて作ったファンタジースリラーです。共演はウド・キアー、ノーマン・リーダス、ビリー・ドラゴ、そして何とデヴィッド・キャラダイン! って、あれれ? 2012年の作品のはずなのに…。

テンプル騎士団屈指の英雄と謳われたグレゴワール卿が裏切りに遭い、暗殺されてしまう。卿が裏切り者たちへ呪いの言葉を残しながら死んでから七百年後。今も社会の影で活動を続けてきた騎士団は、現代へ転生していた裏切り者たちをある屋敷へ集めて…。

屋敷にはグレゴワール卿が転生した男が待っていて、七百年に渡る復讐劇がいざ実行される! つまり、ジャケや邦題からはファンタジーアクションか、中世アドベンチャーを想像しますが、実際の中身は復讐スリラーという変(?)な作品でした。

で、設定自体は悪くないと思います。しかし、現代編と平行して描かれる七百年前に起こった事の顛末の見せ方、転生した者たちの集められ方、自分の正体の気づき方、その後の殺し方&殺され方、それらの全てがダラダラと要領を得ずに進むからちっとも面白くない。

オチもどうかと思う出来。目を引いたのは、何故か女装の料理長という変な設定だったビリー・ドラゴだけという駄作でした。