クリーパーズ・キラーズ 悪魔のまなざし

原題は'Rosewood Lane'。ローズ・マッゴーワン主演のサイコスリラーです。共演はレイ・ワイズ、レスリー・アン・ダウン、「デクスター」のローレン・ヴェレス。監督・脚本は「ジーパーズ・クリーパーズ」シリーズのヴィクター・サルヴァです。

ラジオで相談番組を持つほどの人気精神科医、ソニー。そんな彼女が、自宅の階段で父親が転落死し、空家になっていた郊外の実家に引っ越して来る。ところが、次の日から新聞配達の少年が彼女に付きまとい始め、遂には室内にまで侵入してきて…。

こんな感じで、未成年だからと警察が取り合わない間に、少年の行動はエスカレート。ヒロインの周囲にまで危害が…という、典型的なストーカー系サイコスリラーの展開です。

後方から迫るトレーラーを気にも留めず道のど真ん中からヒロインを見つめるサイコ少年や、ドアの隙間から覗く眼など、一つ一つの絵はさすがにキマってる。でも、トータルで見るとパッとしない印象でした…。

一番の問題は、何故少年がヒロインを襲うのか、理由がはっきりしない事。まぁ、何を考えてるのかわからないキャラという事なんですが、だったら、マッゴーワンにキャーキャー言わすとか、彼女の周囲に派手なリアクションをさせるとかすればよいのに、どちらも妙にあっさり目。そもそも、少年というには老けたルックスという事もあり、あまり魅力的な悪役には見えない。だから話も盛り上がらない、みたいな感じ。

そもそも、ヒロインがマッゴーワンなんだから、少々の敵じゃ負けないよなぁ…って気分でこちらも見てしまうというのもあります(w。

ヒロインの過去、ラジオ番組、少年が養子、隣家の老人等、それらしい素材がたくさん散りばめられてはいるものの、それら全部が大して活かされてないのもどうかと思いました。

面白かったのは、マヌケな刑事役のレイ・ワイズが最後に見せる顔芸くらいという凡作でした。

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