ヤンキーアイドル

12/25レンタルリリース オールインエンタテインメント

漫画家・鈴木詩子先生が脚本に参加した、城定秀夫監督による青春ヤンキーアイドルストーリーです。主演は沖ひとみ、小滝みい菜、綾瀬れん。そこに小林優斗、吉岡睦雄、福天、亜紗美、しじみといったいつもの面々が参戦!!

ヤンキーグループのメンバーで喧嘩に明け暮れる日々の桃子。だが、実は彼女、へロー！プロジェクトのプロデューサー、君津が仕掛けた、お裁縫が出来るアイドル“ソーイング娘、”の二期メンバーだったのだ！！ ワケもわからずアイドルになった桃子だったが、相棒のブリッ子キャラ・梨華とともに次第に人気を獲得していく。しかし、その前に今をときめく超人気グループ・AKV69と敏腕プロデューサー・脇本の魔の手が迫っていた！？

コレはイカンだろー(w。アイドルヲタの鈴木詩子先生が関わってるだけに、ネタがストレート過ぎ！

まず主人公からして、○ー○ング娘でヤンキー(実は根は優しいイイ娘)とブリッ子(実はアイドル界きっての知将)の名コンビとくれば、当然この“最強のふたり”がモデルとしか思えないし。

うさちゃんピースして“許してピョン！”なんて事までやっちゃうし！*1

一方、対するAKV69は、脇本Pによる政界への枕営業の斡旋、果てはシャブ漬けにしてメンバーを縛り付け、見限られると海外へ左遷されるという極悪非道グループ！ センターはシノアツ！！

こういう細々した、アイドルネタというより、アイドルヲタ目線による妄想ネタがいたるところに詰め込まれてるから、いつもの城定作品とは少々テイストの違う作品でした。

城定作品っぽいのは、ヒロインとヤンキー仲間(亜紗美＆しじみがコメディリリーフポジで快演！)との友情や、幼なじみで今はアイドルヲタの青年との恋の件の辺りかな。

時間と予算があれば、もっと面白くなる素材のような気がしましたが、下手にそんなのを作るとどこからか間に入られるかも知れませんからね(w。ネタとして楽しい作品だと思います。テーマ曲は『ゴンドラの唄』。

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※次回作があれば、ぜひこのグループも参戦させて下さい。

*1:役名がリーダーの天敵？二人なのはワザとでしょうか？