コマンド・フォース
原題は'Ключ саламандры'(英題'The Fifth Execution')。ロシア製の戦闘アクション映画です。ルトガー・ハウアーとマイケル・マドセンが出稼ぎ出演してるのは良しとして、注目のキャストはこれが映画初出演となる“人類最強の男”ことエメリヤーエンコ・ヒョードル!! 主演はマドセンと「HOUSE ハウス」で共演済のポーランド人俳優、パヴェウ・デロンク。それに韓国人俳優のキム・ボソンも出演してます。
東南アジアの孤島に作られた国際研究施設からの連絡が途絶えた。そこで働いていたロシア人科学者を救出するために、すでに除隊していたイワンたちが招集され、特殊部隊として島へ送り込まれるが…。
島では肉体蘇生を研究していたのだが、その過程で恐怖のウイルスが…!?というよくある話です。
で、当然その背後にはハウアーの国際企業が…という流れで、意外にも事件の背景部分までかなり時間を割いて描かれてる。が、しかし。そういうB級映画としては複雑な構成にはしたものの、いつもながらに大雑把なロシア映画なもんだから、お話が序盤からアッチに行ったりコッチに行ったりの繰り返しになってるだけで、ちょっとノリ辛くなっちゃってました。
原住民による首チョンパやら、美女隊員が水浴びをしてると服に毒蜘蛛が?!みたいな、いかにもなシーンもある分、特殊部隊の方だけに力を入れてた方が勢いが出て面白くなったと思います。
注目のヒョードルは特殊部隊の一員役。当然ムスッとしてるだけで、演技らしい演技はしてません(w。お約束で、敵方まで男らしく銃を捨てての格闘アクションを見せてくれます。
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2012/10/03
- メディア: DVD
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