ビッグハンマー・マサカー 血しぶきの狂宴


6/2レンタルリリース インターフィルム

※予告編
 原題は'Sweatshop'。米テキサス製のスラッシャーホラーです。スタッフ、キャストは聞いた事の無い人たち。
廃工場に勝手に入り込み、パーティ会場の設営を始めたバカ者たち。だがそこには恐怖の先客がいた!!
先客は、顔には溶接マスク、体にはツナギに何故か毛皮。そして手には巨大ハンマー、というか金床に棒をぶっ挿した得物を持った大男! そしてゾンビというか口裂け女というか、気持ち悪い形相の女(?)が二人!! 彼らにバカ者たちが捕まっては人体破壊される! 延々とそれを繰り返す作品でした。
で、この人体破壊描写が中々念が入ってる! 最近では低予算映画でもCGでごまかす作品がほとんどですが、本作は昔ながらの特殊メイク系で、顔がグシャ! とか棒が貫通! とかを見せていく!!
逆にストーリーはほぼ皆無で、そちらの見どころはゼロに等しい。何たって殺人鬼の獲物になるバカ者たち(一応ゴスパンク系?)のルックスが全員ショボいんだもの。特に殺人鬼チームが登場するまでの序盤戦は、コイツらが廃工場でダベってるだけなので退屈極まりない。
まぁ、ショボいルックスのおかげで殺される順番が全く予想出来ないのは良かったかな(w。あと、おネエちゃんたちがちゃんと脱いでくれてるのも良かった。それにダサいモヒカン男がとっ捕まると、髪までショボ〜ンとなるのは面白かったです。
こんな感じで、ゴアゴア描写が見たい方は必見。それ以外の方は…な作品でした。

Hard & Heavy

Hard & Heavy

※金床の参考画像