デス・リベンジ2

デス・リベンジ2 [DVD]

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原題は'In the Name of the King 2: Two Worlds'。破壊王ウーヴェ・ボルが放つファンタジーアクション第二弾! 主役が前作ジェイソン・ステイサムからドルフ・ラングレンに代わったのは良いとして、共演の有名どころがロックリン・マンローとナターシャ・マルテくらいとは、えらくスケールダウンした印象…。

街に構える道場から帰宅すると、突然黒尽くめの怪しい集団と女戦士が出現。その戦いに巻き込まれたまま、見た事も無い場所へ瞬間移動させられてしまったグレンジャー。そこは剣と魔法が支配する異世界だった! “選ばれし者”と呼ばれ、王の客人として砦へ招かれたグレンジャーだったが…。

色々あってボル映画を見るのは久々でしたが、その破壊力、睡眠導入力は変わらず! スゴかった!!

主人公のラングレンと一緒にワケもわからないうちに異世界に飛ばされるまでは良いとして、そこから戦いに出発するまで、要するに世界観等を説明する件が、ダラダラしてるわ要領を得ないわで超ヘタクソ!

で、ようやくラングレンが“闇の聖母”という敵を倒しに出発しても、アクション演出も相変わらず下手っぴだから盛り上がらねぇ〜。その間に小出しに見せられる伏線(のつもり)シーンやら、コイツ重要キャラなんじゃ…みたいなのがものスゴく唐突に出てくるやらで、もう大変です。

主演のラングレンも、ボルのあまりのヘタクソさに呆れたのか、いつも以上にやる気が感じられず。これまた突然出現するドラゴンのCGも微妙でした。

面白要素としては、女医役のナターシャ・マルテの珍しいドジっ子演技と、そんなマルテにラングレンが現代の医学を伝授? みたいな「JIN-仁-」かよ!? 的な場面くらい。

オチもヒドかったなぁ。まぁ、信頼と安心のボルブランドは今回も不滅でした!!

ブラッドレイン 血塗られた第三帝国 [DVD]

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ボル&ナターシャ・マルテと言えば、何故「ブラッドレイン」の三作目を劇場公開するの? いや、してもいいけどさぁ…。ちなみにDVDスルーだった二作目の感想はこちら