リベンジ 血の報復
8/25レンタルリリース GPミュージアムソフト
小沢仁志と木村一八が競演するヤクザバイオレンスです。共演はいつもの皆さんですが、そのほとんどが出演!*1 監督は片岡修二です。
学生時代からの繋がりを、ヤクザと警察官になってからも続けていた玉城と工藤。だが、府知事直々の肝いりで始まった府警の“ミナミ浄化作戦”によって、玉城が属する赤松組は壊滅してしまう。それから三年、刑期を終えて出所した玉城は復讐を誓っていた…。
まず冒頭。ヤクザのほのぼのバーベキューパーティかと思ったら、その中に警官が参加していた! 何しろ警察側を演じるのが、エリート役の小沢和義はまだいいとして、署長が白竜、ベテラン刑事が山本竜二という異常事態! 見ていてしばらくは“こいつどっちだっけ?"状態になるの必至!!
それと、いくらVシネマとは言え、警察とヤクザの癒着をまるで必要悪みたく描くのはどうなのかなぁという気が。
そんな感じでちょっと気になる点もあるんですが、他は概ね面白かったです。
当初の予想では、出所してみたら現代ヤクザの世界に馴染めなかった小沢兄貴と、官僚じみた警察組織に嫌気がさしてる一八が手を結んで…という、哀愁系のストーリーかと思ったんですが、小沢兄貴の復讐戦は婦警をさらっては強姦! 警官の制服を盗んでは強盗! というイケイケ系!! まぁ仲間の中に中野英雄がいるしね(w。ここら辺が予想外の展開で嬉しくなりました(原案は小沢兄貴自身)。
クライマックス、特にラストショットも考えられてて悪くない。これ一本で完結するのも良し。非常に濃密な七十分でした。
- 出版社/メーカー: GPミュージアム
- 発売日: 2011/08/19
- メディア: DVD
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