ザ・ハンティング
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2011/09/02
- メディア: DVD
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原題は'Hunt to Kill'。「ザ・ストレンジャー」に続く、スティーヴ・オースティン主演のハードアクションです。共演はギル・ベローズ、ゲイリー・ダニエルズ、そしてエリック・ロバーツ! 監督は近年のスティーヴン・セガール作品をやたら撮ってるキオニ・ワックスマンです。
モンタナ州の国境警備隊員ジムが一人娘と暮らす麓の小さな町に、謎の犯罪集団が来襲! 仲間割れし、金を持ち逃げして国境越えを図る男を追う彼らは、ジムの娘を人質に取って道案内を強要するのだった…。
監督繋がりでセガール映画みたいなのを想像していたら、実際はちょっと前のスタローンがやってそうな作品を数倍薄めたようなノリでした。大体、こんなに痛めつけられる主人公をセガールがヤるワケがない(w。
で、こちらは監督の名前からの予想が当たって、全体に雑な作り。主人公父娘がモンタナで暮らすハメになった理由を描くアバン部分、犯罪集団の仲間割れ、そして本編の山岳追跡劇と、全てのシーンの描写が大雑把。おかげで緊迫感が薄い薄い、盛り上がらな〜い!
そもそも耐え続けるパパ役なんてスティーヴ・オースティンに合ってないと思うんですが、どうでしょうか?
見どころと言えるのはオースティンvsダニエルズの格闘戦くらいかな。でも、ここも撮り方が上手くないから盛り上げ切れてない。
と言いつつ、話がこの手のジャンルとしてはベタな分、本気でワケ判んなかった「ザ・ストレンジャー」よりはマシかな? 吹替版で軽く見るなら、といったところでしょうか。