ヴァイオレント
- 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ
- 発売日: 2011/08/03
- メディア: DVD
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自分が着くと思っていた幹部の地位をアンに横取りされたアレックス。復讐を誓った彼女はアンの夫を誘惑。だがこれが失敗に終ると、何とアンを殺害し、夫に罪を被せてしまう。事件の捜査を担当する女刑事ケイトは彼女を不審に思い…。
序盤は、ヒロインと女刑事、それぞれの話を平行して描いていく展開。しかしこれが、まぁつまんなくて…。ここで二人の女性のキャラや魅力を伝えなくちゃいけないのに、ホントにただダラっと見せるだけで全くもってつまんない…。
で、事件が起こり、二人が交錯し始めてからも退屈なのは変わらず。色々あって終盤は復讐合戦になるんですが、ちゃんと感情の動きを描けてないから、何故そこまでの行動をしなきゃいけないのか、観客には全然伝わって来ないんですよ。
主役の二人にいまいちハナが無い*1のも問題ではあるんですが、これは監督の演出力不足が一番の要因でしょう。2004年に作られて今までほっとかれてたのも納得の大凡作でした。
*1:一応、二人ともセクシーショットを見せてくれたりしますが…。