10月見たかったのに見られなかった作品(順不同)

今月発注検討した11月下旬から12月中旬にかけてリリースされる作品の中から、サンプル版で見られなかった未公開系作品をピックアップ。

今月はまずこの二本でしょ!

ドニー・ダーコ2

原題は'S. Darko'。あの「ドニー・ダーコ」の、誰が望んでたのか判らない続編が登場! あれから七年。今度はドニーの妹、サマンサが…というプロットの時点で頭を抱えてしまいそう。監督が「ナイト・ストーカー」のクリス・フィッシャーというのも懸念材料。

ミラーズ2

ミラーズ2（前作「ミラーズ（完全版）」付）（初回生産限定） [DVD]

原題も'Mirrors 2'。アレクサンドル・アジャの「ミラーズ」の続編ですが、こちらは監督が「TATARI 呪いの館」のヴィクター・ガルシアで、主演がニック・スタールとエマニュエル・ヴォージアと、判りやすくVシネマ化してます。なおセル版は前作がオマケについてくる誰得仕様となっております。

ゾーンA

ゾーンA [DVD]

出版社/メーカー: アットエンタテインメント
発売日: 2010/12/15
メディア: DVD
この商品を含むブログ (2件) を見る

原題は'Djinns'(予告編)。フランス・モロッコ合作による砂漠を舞台にしたモンスターアクション。

※見ました。主演はグレゴワール・ルプランス=ランゲで、共演もティエリー・フレモン、サイード・タグマウイ、シリル・ラファエリ、オレリアン・ウィィクと充実。1960年のアルジェリアを舞台に、墜落した軍用機を捜索する仏特殊部隊が謎の化け物に遭遇して…という砂漠版「プレデター」みたいな話。シリアスな雰囲気が漂う序盤はイイ感じだったけど、それが延々と続くから、個人的には終盤ちょっと飽きてしまいました。あと10分は削って娯楽色を濃くしてくれてば…という感じです。

ジェニーズ・ボディ地底の呻き

11/19レンタルリリース AMGエンタテインメント

原題は'Nine Miles Down'(予告編)。「ミュート・ウィットネス」のアンソニー・ウォラー監督・脚本によるスリラー篇。主演は「トランスポーター2」のケイト・ノタと「ゴーストハンター」のエイドリアン・ポール。

キャスター裸のマドンナ

キャスター裸のマドンナ [DVD]

出版社/メーカー: AMGエンタテインメント
発売日: 2010/11/19
メディア: DVD
クリック: 2回
この商品を含むブログ (1件) を見る

原題は'La fille de Monaco'(予告編)。単なる洋ピンかと思ったら、監督が「ココ・アヴァン・シャネル」のアンヌ・フォンテーヌで、主演が「アデルファラオと復活の秘薬」のルイーズ・ブルゴワンに、ファブリス・ルキーニ、ロシュディ・ゼムなので、かなりちゃんとしたおフランスな艶笑劇なのではと予想。

※見ました。キュートなお天気キャスターに翻弄される壮年弁護士。ちょっとウザくなって強面のボディガードに…というお話。ドラマとしてもコメディとしても、エロ方面の描写にしてもライトな作りの凡作でした。まぁあの女優の発掘ヌード! という意味合いでは未公開系として正しいリリースだとは思います。

ゾンビハンター2022

ゾンビハンター2022 [DVD]

出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
発売日: 2010/12/03
メディア: DVD
クリック: 1回
この商品を含むブログ (1件) を見る

原題は'Experiment 7'(予告編)。ゾンビが蠢く核戦争後の都市を舞台に美人ゾンビハンターの活躍を描くSFホラーアクションだそうです。「ブラッディピエロ」のチームが関わってるみたい。

ファッション・ヘル

12/3レンタルリリースクロックワークス

原紗央莉、鈴木ミント、そして亜紗美姐さんが主演しているスプラッターコメディ。残酷効果/西村喜廣!!

ベルリン・オブ・ザ・デッド

12/3レンタルリリースシネマファスト

原題は'Rammbock'(予告編)。今年のカンヌで紹介されたドイツ製のゾンビ映画。ゾンビウイルスが蔓延、アパートに取り残された人間の決死の脱出劇を描く! そうです。

※見ました。ほぼ六十分の中篇で、アート系映画の色もある作品。特に新しいアイディアや派手なシーンがあるワケじゃないけど、ほぼ全編をアパートの中に限定し緊張感を持続させ、一気に見せる中々の作品でした。

狼たちの報酬

狼たちの報酬 [DVD]

出版社/メーカー: ファインフィルムズ
発売日: 2010/12/03
メディア: DVD
クリック: 1回
この商品を含むブログ (8件) を見る

原題は'The Air I Breathe'(予告編)。ケヴィン・ベーコン、アンディ・ガルシア、ブレンダン・フレイザー、サラ・ミシェル・ゲラー、フォレスト・ウィテカー、ジュリー・デルピー、エミール・ハーシュとキャストが異常に充実しているクライムドラマ。

※見ました。組織のボス(ガルシア)を軸に幸福(ウィテカー)、喜び(フレイザー)、悲哀(ゲラー)、愛(ベーコン)という四つの物語が描かれる群像ドラマでした。上記以外にもケリー・フーやジョン・チョーが出演。役者たちの演技は当然良いし、ちょっとしたエログロもある映像も中々。でも、つまんないワケじゃないけど、特別新しい何かも無くて、IMDbの7.0点というのは幾らなんでも高過ぎ*1。ちなみに監督は韓国系アメリカ人の新人です。