セレブ・ウォーズ ニューヨークの恋に勝つルール
11/26レンタルリリース エイベックス
原題は'How to Lose Friends & Alienate People'。トビー・ヤングというイギリス人ジャーナリストのニューヨーク体験記を元にした英国製コメディです。ピンクコメディ風のジャケには載ってない、我らがサイモン・ペッグが主演。共演も豪華で、キルスティン・ダンスト、ミーガン・フォックス、ダニー・ヒューストン、ジリアン・アンダーソン、そしてジェフ・ブリッジス!! 監督は「ラリーのミッドライフ★クライシス」のロバート・B・ウォード、脚色は「ヤギと男と男と壁と」のピーター・ストローハンです。
自分でもワケも判らぬうちに、イギリスの零細ゴシップ誌からニューヨークの超一流誌へ転職する事になったライターのシドニー。だが、憧れだったニューヨークセレブ相手の仕事は中々上手くいかず、ハイソな編集部の雰囲気にも馴染めなくて…。
注目のメインキャストは、我々が日頃感じている彼らのパブリックイメージどおりの役柄。ペッグは下世話で少々空気の読めないイギリス野郎だし、キルスティンは唯一主人公につきあってくれる真面目な同僚。ミーガンはちょっと軽いセクシー女優、そしてブリッジスも主人公を引き抜いた謎めく編集長という感じ。特にミーガンは、セレブパーティで目立つ為に自らプールへ飛び込み、透け乳首で男どもを悩殺するという、本人そのまんまやないか! というビッチ設定(w。
しかしながら、これだけ今が旬な役者たちが揃ったにしては、元々持ってる魅力以上の何か、化学反応みたいなのは生まれてない気がしました。ストーリーの方も、主人公は成功出来るのか? + 女の子二人のどっちを選ぶ? といった、結構早い段階から予想出来る内容で、結局それ以上の事はほとんど起きない。
さすがに役者たちが皆魅力的なので、駄作、凡作とまでは言わないけど、そんな彼らが集まっただけに期待した、この作品ならではの面白さまでは醸し出してなくて残念でした。まぁ、役者たちのファンの方なら見た方が良いとは思います。特にミーガンは尼僧コスプレも披露してくれるゾ*1。
- 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
- 発売日: 2008/01/26
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