さそり


10/2リリース アートポート

女囚&脱獄バイオレンスの永遠の金字塔といえば、当然梶芽衣子の「女囚さそり」シリーズ。これまで何度もリメイクされてきましたが、2008年に製作され、昨年劇場公開された水野美紀主演版がようやくDVD化! 製作国は日本ですが、主なスタッフ&キャストは香港映画界の面々。監督・脚本は「サウンド・オブ・カラー」のジョー・マ。共演も、日本代表は夏目ナナ石橋凌くらいで、ディラン・クォ、サム・リー、ラム・シュー、サイモン・ヤム、そしてブルース・リャンが登場!

謎の集団に捕まり、婚約者の父親と妹殺しを強要され、刑務所へ送られたナミ。そこは刑務所長の独裁下にあり、女囚たちが壮絶なバトルを繰り広げる地獄だった。辛うじてそこを脱出、謎の老人に救われたナミは、復讐の炎を燃やし…。

まずはダメな点から。とにかく監督のジョー・マがこの題材にあってない! 香港映画特有のシッチャカメッチャカさでストーリーは正直微妙、基本アクションメインの作品なんですが、キザったらしいショットばかりで、アクションシーンが全然カッコ良くないんですよ。ワイヤーワークもバンバン使ってるし、素材が良いから一瞬はキマってるように見えるんですけどねぇ。

そして、サンプル版は日本語版だったんですが、水野美紀夏目ナナは自ら声を当ててるのに、何故か石橋凌が別人! 更に、ラム・シューとサム・リーが、香港映画ファンなら聞き馴染んでるあのちょっとトボけた感じじゃなくて、単に悪げな声を当てられちゃってて物凄い違和感。まぁラム・シューは刑務所長、サム・リーは組織の殺し屋役だから、役柄的には合ってるんだけど…。

ただし! やはりミニスカやホットパンツ姿で生脚を晒しながら、ブルース・リャンたちを相手に戦う水野美紀姐さんは相当にイイです! 女性誌基準ならフルヌードと言っちゃうレベルまでは脱いでるし、ラム・シュー叔父さんのナニをシャブっちゃうシーンまで!

そして女囚のボスを演じる夏目ナナも健闘してたなぁ。何故か刑務所内ではバーリトゥードばりの格闘戦(しかも泥レス)が行われてるんですが、彼女の格闘スタイルは、ある意味美紀姐よりキマってました。一応おっぱいポロリもあるしね。

香港サイドの女の子だと、女刺客役のエム・ウォンより、女ボス役のペギー・ツァンの方が可憐な感じで良かったかな。あと、女囚の中に強烈なデブキャラを配してるのは篠原とおるリスペクトだと思いました(w。

そんな感じで、香港アクションとして見ると少々微妙だけど、水野美紀のアイドル映画、もしくはウェット&メッシーな女闘美アクションがお好きな方には見どころのある映画じゃないかと思います。

さそり [DVD]

さそり [DVD]

※セル版のジャケ、カッコイイなぁ。