ライトニング・ストライク

7/2リリース プライムウェーブ・ネクシード

原題も'Lightning Strikes'。ケヴィン・ソーボ、デヴィッド・スコフィールド主演によるディザスターパニックです。監督は「S.A.D 米国特殊部隊」のゲイリー・ジョーンズ。

雷雨の中を走る一台の車。すると雷がまるで生きているかのように車を追いかけ始め、遂には直撃し、真っ二つに切り裂いてしまった! 慌てて飛び降り、近くの森に逃げ込んだ母と息子だったが、なおも雷は二人を追いかけ、とうとう息子は直撃されて死亡、母親も意識不明の重体に陥ってしまう。現場に駆けつけた保安官のブラッドリーはこの異常事態に困惑するが、そこに謎めいた老人が通りかかって…。

うわーッ!! 何というバカ過ぎるオープニング! 実は“生きてるように”ではなく、本当に雷に意志が!? というトンデモ映画でした。まぁそこは百歩譲っても、それを表現するために雷の中に人間体が!? というのはダサ過ぎるでしょう*1。

そんな感じで、始まりからしてツッコんだら負け、バカというヤツがバカみたいな雰囲気。もうこれ以降は、監督がこの後に撮った「S.A.D 米国特殊部隊」同様に、ゲラゲラ笑いながら見るというのが正しい鑑賞法かと。

というのも、お話の方はバカバカですが、映像自体は綺麗だしテンポも良い。B級パニックものらしく、舞台は祭りが近い田舎町。それを利用して一旗揚げようとするバカ町長もいるゾ!

また何故かロケ地及び製作国までがブルガリアになっている本作。こんなのカナダで撮れるだろ! という気がしたんですが、そのおかげでチョイ役の娘さんたちまでブルガリア美女が演じてる*2から問題無し! でした。

ライトニング・ストライク [DVD]

*1:【ネタバレ注意!!】一応、有史以前から存在した邪悪な存在!? という設定。

*2:メインどころはイギリスの女優さんたち。無名ながらこちらも悪くなかったです。