ゾンビ2030

ゾンビ2030 [DVD]
7/2リリース トランスフォーマー

※予告編
 原題は'Hunting Grounds'。カナダはケベック製という事でセリフが英仏入り混じった近未来ゾンビ映画です。スタッフ、キャストは全く聞いた事の無いヒトたち。
十九年前から地球の環境を保護する為に人間は自然から隔離されて生活するようになった未来社会。人々はヴァーチャルに再現された自然を味わい、ゲームで憂さを晴らしていた。そんな生活に嫌気が差したポールたちは本物の狩りを楽しむべく、禁じられた外界への脱出を試みる。だが、彼らが向かった大森林には、軍の極秘実験によって産まれたゾンビたちが蠢いていた…。
冒頭、かなりショボいCGによるシューティングゲームのシーンからスタート。あぁなるほど、コレと上記のあらすじから察するに、外界にいるゾンビとは今時珍しい特殊メイクによる残虐バトルが展開して差別化を図りつつ、同時にストーリーとダブらせて今のCG全盛時代に反旗を翻す内容なのかと思ったら…。
一応ゾンビはゴムマスクに毛が生えたような申し訳程度の特殊メイクではあります。しかし破壊シーンになると最初のゲーム画面と大して変わらない、どころか、弾着すらマトモにやってないから全く迫力の無い代物に。何これ、内容とやってる事が全然合ってないじゃん!
というかこの監督、全く持ってセンスが無ぇーッ!! カッコイイ絵も撮れてなければ、話を面白くする構成力も無し。
登場人物の格好も貧乏たらしくて未来感ゼロ。ようやくソレっぽいアイテムが出たと思っても、ちっともカッコ良くないから出さなきゃ良かった状態に。結局、どっちに転んでもダメみたいな。
話の方も、自分じゃセンスがあると思ってるのか、ダラダラとつまんない会話ばかりが続いて中々ゾンビとバトってくれない。そしてようやく戦いがスタートしても、前述のように全く迫力が無い始末で…。
笑いやエロといったサービスも無し。とにかくつまんないだけ。相当にダメな出来でも許しちゃう心の広いゾンビ映画ファンの心も折ってしまいそうな、正真正銘の駄作でした。