アバター・オブ・マーズ

アバター・オブ・マーズ [DVD]
6/2リリース アルバトロス

原題は'Princess of Mars'。The Asylumが「アバター」便乗作品として作ったのは、何とエドガー・ライス・バローズの『火星のプリンセス』の映像化作品! ジョン・カーター役はアントニオ・サバト・Jr.、デジャー・ソリス役にはトレイシー・ローズ!! 監督・脚本は「ドラゴンロード 導かれし勇者」のマーク・アトキンスです。

米軍特殊部隊のジョン・カーターは、イスラム某国での特殊任務中に狙撃され、瀕死の重傷を負ってしまう。そこで米軍は彼の遺伝子情報を開発中の新技術で取り出し、人類が生存可能とされる外宇宙の惑星へ分身として転送する。まるで火星のような砂漠の惑星で目覚めたカーターだったが…。

この後は、“火星”で超人的身体能力を得たカーターが、イワガメみたいな顔つきのサルクス(サーク族)の戦士タルス・タルカスと友情を育んだり、デジャー・ソリス姫を助けたり、空気製造工場を守ったりといった、意外にも原作に忠実なストーリー展開なので、予想以上には楽しめました。もちろんThe Asylum特有のユルユルモード&激安CGですけど(w。

そして最大の変更点である時代設定ですが、火星の砂漠とアフガンの荒地をダブらせ、現実社会では成し得ていない異文化との交流と相互理解をテーマにしていると、ものスゴ〜く好意的に解釈すれば取れなくもない作品、かな?

何故か劇中には、今更「スター・ウォーズ」モロパクリなメカやクリーチャーが多数登場。デジャー・ソリスも「ジェダイ」のレイア姫ライクなビキニ姿で登場します。見る前は、四十過ぎのトレイシーが今更プリンセスぅ? という気もしましたが、ボディはまだまだイケるし、お顔の方もアップにならなければ納得出来るレベルかと。手足を掴まれ、あわや?! というシーンもありますし。

そんな感じで、パチモンだと了解したうえでご覧になれば意外に悪くない作品かな。2012年公開予定のアンドリュー・スタントン監督作'John Carter of Mars'の公開の頃に続編を作るのは確実だね!

アバター・オブ・マーズ [DVD]

アバター・オブ・マーズ [DVD]

火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)

火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)

※原作本