猟犬たちの夜 オルフェーヴル河岸36番地 パリ警視庁

猟犬たちの夜 オルフェーヴル河岸36番地-パリ警視庁【完全版】 [DVD]
4/28リリース アットエンタテインメント

※オープニング映像
 原題は'Flics'。オリヴィエ・マルシャルが脚本を執筆した全四話、約200分に及ぶミニシリーズです。主演は「TAXi」「よげん」のフレデリック・ディファンタールと「トレマーズ・ライジング」「トランスポーター3」のヤン・サンベール。監督も「よげん」のニコラ・キッシュです。
パリ警視庁長官レアの専用車が何者かによって爆破される。レアは特別捜査チームにヤックとボリスの二人の刑事を呼び寄せるが、かつてコンビを組んでいた彼らは過去のある事件をきっかけに仲違いを続けていた。早速独自のやり方で捜査を開始した二人だったが…。
見る前はマルシャル作品特有の重厚かつ陰鬱なトーンで200分って疲れるだろうなぁ…と心配だったんですが、ちょうどイイ具合に四分割されていて、すんなり見られました。もちろん全体のトーンは渋めなんでファンの方はご安心を。
もう一つすんなり見られた理由としては、これまでの作品でのダニエル・オートゥイユジェラール・ドパルデューがあの歳で悪徳刑事役って…という違和感が、キャストがグッと若くなった事で普通の刑事ドラマとして見やすくなったというのもあると思います。アクション性もかなり増してるし。
お話の方も簡単に言っちゃえば、袂を分かっていた二人のはぐれ刑事が事件を追ううちに…という、これまたよくあるパターンの一つではありますが、それを200分懸けて山あり谷あり、じっくり描き込んでいるので見応えは十分。ただ、彼らの描写に重点を置いた反動で、事件の方は結局ナンだったの? という気はしましたが(これはながら見のせいかも)。
ヒロインは長官役のカトリーヌ・マルシャル(オリヴィエ・マルシャルの嫁さん)ですが、主人公二人に研修生上がりの若い女刑事をそれぞれ配置してるから抜かり無し。特にAlice Vialというコの方は、フランス特有のツンツンオシャレ系じゃないアイドル顔の巨乳系*1だったから、今後作品に恵まれれば日本で人気が出そうな予感。

*1:フランスのボンクラどもが彼女の画像を貼ってウヒウヒ言ってる掲示板発見!