女子高生ゾンビ
4/25レンタルリリース GPミュージアムソフト
今月劇場で限定公開もされるという、高部あい主演のホラーアクションです。共演は梶原麻莉子、緒沢あかり、矢野未来、藤岡範子、そして小沢和義。更に小沢仁志も特別出演してます!
最近頻発する惨殺事件。そして若者の間では夜毎出現するという“首切り女”の噂で持ちきりだった。そんな中、女子高生のミサキは、親友・洋子が“首切り…”という電話をかけたきり消えた事から彼女を必死で探し始める。すると彼女の前に目を赤く光らせた血塗れの“ゾンビ集団”が! だが絶体絶命と思われた瞬間、鈴の音と共に、右手に刀、左手にピストルを持ったセーラー服姿の少女・愛鈴(アイリン)が現れた!! “わたし残酷ですわよ”
えーっと、最後のはウソです。そんなセリフはありません。
ホントは、謎のゾンビウイルスの感染者、通称“赤目”を殲滅する特殊部隊に属するゾンビハンター、というのがヒロインの設定。演じる高部あいがポニーテイルにクラシカルなセーラー服姿という事もあるし、おそらくはTV版「スケバン刑事」のオマージュなんじゃないでしょうか*1。
なんだよ、それじゃあ女子高生ゾンビハンターじゃんか! とお思いのあなた! ちゃんと敵の中ボスも女子高生(こちらはブレザー)ですからご安心を。更にその配下には何故か体操着姿のブルマーゾンビもいるゾ!
そしてミュージアム作品ファンには江原シュウゾンビに森羅万象ゾンビが! ストーリーの方にもヤクザや援交みたいなのが入ってますからご安心を。
で、肝心のアクションやホラーの演出、残酷描写の方はというと、まぁほぼVシネマな低予算作品だと判ってれば、頑張って作ってる方じゃないかなと思えるレベル。安い部分をごまかす努力もマジメにやってるし。高部あいもヒロインをクールに好演してると思います。
ただ個人的には、もう少しくだけた要素があっても良かったかなと。そうすれば、井口昇の域とまではいかなくとも、もう少し面白味が出たと思います。
一応、続編を匂わすような終わり方。小沢兄貴もまだ全然活躍してないし!
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