紀元1年が、こんなんだったら!?


12/2リリース ソニー・ピクチャーズ

昨日に引き続き、映画祭に行けない妬み特集第二弾! 今日は24日にしたまちコメディ映画祭で上映される本作をいち早く紹介します。

原題は'Year One'。ジャック・ブラックマイケル・セラが主演した歴史コメディです。共演が超充実していて、オリヴィア・ワイルドオリヴァー・プラットヴィニー・ジョーンズ、デヴィッド・クロス、ハンク・アザリア、そしてクリストファー・ミンツ=プラッセ君まで! 製作・監督・脚本は才人ハロルド・ライミス(当然出演も)。今のコメディ映画には欠かせないジャド・アパトーも製作に名を連ねてる作品です。

口だけは達者でも仕事はてんで出来ないゼドと、内気な少年オー。六十人しかいない原始的な村の中で浮きまくっていた二人は、ある夜ワケあって村から飛び出るハメに。ところが、それまで見る事がタブーとされてきた村の外の世界では、既に紀元一年、文化的な生活が始まっていた!

この後は、いきなりカインがアベル(またしてもポール・ラッド!!)を殺す場面に出くわすのに始まって、旧約聖書の重要人物に次々と遭遇する主人公たち。最後は愛しいあのコが連れて行かれたソドムへ! という流れ。

ライミス作品らしく哲学的、社会的なテーマも内在してますが、基本的に、これまでの作品と全く同じ役柄の主演二人がモテてー! ヤリてー! なだけで暴れ回る、下ネタ満載の作品でした(おかげで全米公開時には危うくR指定になりそうに)。ソドムの街の酒池肉林ぶりを聞いても興味深々、アソコはビンビン! という具合。

まぁスゴっく爆笑! というほどでは無いけれど、全編クスクスクラスの笑いが連続する、コメディ映画ファンなら満足出来る内容だと思います。

ハロルド・ライミスの監督作と言えば「恋はデジャ・ブ」の廉価版がリリースされるから合わせて買うのもイイかもね。