7月 見たかったのに見られなかった作品(順不同)

今月発注検討した8月下旬から9月上旬にかけてリリースされる作品の中から、サンプル版で見られなかった未公開系作品をピックアップ。

勘の良い方は薄々お気づきでしょうが、実は今月アルバトロス系列をはじめとする中小メーカーの作品をほとんど見られてません。今までは問屋さんがサンプルを送ってくれたんですが…。そんなワケで今月は多めです。

ドラゴンロード 導かれし勇者

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今月は何といってもコレ!! 原題はその名も'Dragonquest'!!! The Asylumが「ドラエボ」に便乗しようして作ったドラクエ映画!!!! もう二重三重にネタとして楽しめそうなだけに見られなくて残念無念。スタッフ、キャストは「MAGIC AND THE WAR OF THE DRAGONS」の面々なんで出来の方は…。

※見ました。感想はこちら。

HACK! ハック! 切り刻む

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原題も'Hack!'(予告編)。本物のスナッフフィルムを撮ろうと決意した男が孤島にやって来たバカ者たちを血祭りに…というスラッシャーホラー。何故かバート・ヤングやウィリアム・フォーサイスが出演してます。

※見ました。登場人物は超のつくベタキャラばかり。ドラマ部分の演出、構成はグダグダ。頻発するホラー映画ネタもヌルい。でも、いきなりの首チョンパシーンから始まるゴア描写は念が入ってるし、割りとレベルの高いおネエちゃんたちのオッパイサービスもありと、B級ホラー映画の用件は満たしてる作品かと。あと、日本語吹替版で見たんですが声優の演技がヒドかったです。

A TIME OF WAR 戦場の十字架

8/28レンタルリリース アメイジングD.C.

原題は'Passchendaele'(予告編)。第一次世界大戦でのパッシェンデールの戦いを、カナダ映画史上最大規模の製作費を投じて映画化した戦争大作。監督・主演は「合衆国崩壊の日」のポール・グロス。

マーダー・フィルム

8/21レンタルリリース AMGエンタテインメント

原題は'Midnight Movie'(予告編)。伝説の映画監督が撮った1970年代のホラー映画を見ていたバカ者たち。だがそこに映った被害者は彼らの友人だった…という、ホラー版「カイロの紫のバラ」みたいなスラッシャー映画みたい。実はサンプル版は来たんですが字幕無しだったのでスルーしちゃいました。

呪怨 ザ・グラッジ3

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原題も'The Grudge 3'(予告編)。日米ともにDVDスルーになってしまったハリウッド版「呪怨」第三弾は、あの伽耶子の妹(演じてる池端えみって誰?)がアメリカ来襲! って話のようです。ちなみに「呪怨 黒い少女」は9/11レンタルリリース。

※見ました。Jホラー色の薄い凡庸な出来。怖くもなかったなあ。

ザ・ダークプレイス 覗かれる女

9/2レンタルリリース シネマファスト

原題は'In the Dark Place'(予告編)。先日婚約を発表した巨大美女リーリー・ソビエスキーが女家庭教師に扮したサスペンス篇のようです。

ターミネーターNEO

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原題は'Reptilicant'(予告編)。アルカトラズ島を舞台に、変幻自在の女ターミネーターとゲイリー・ダニエルズが死闘を繰り広げる(?)SFアクション。

トランスフォーサー

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原題は'Humanity's End'(予告編)。トランスフォーマーが「トランスフォーマー」便乗作品をリリースするという奇跡! ちなみに全人類待望の「トランスモーファー2」は十一月リリース予定!!

NAKED ブービートラップ

9/2リリース ニューセレクト

原題は'Rovdyr'(英題'Manhunt'、予告編)。今度の‘ＮＡＫＥＤ’は、一部のホラー映画好きの間でキテると噂のノルウェー製! 当然内容は人間狩りスリラーです。

※見ました。感想はこちら。

マインド・シューター

9/9リリース ニューセレクト

原題は'Sleep Dealer'(予告編)。メキシコ系の監督によるサイバーSFアクションみたいです。

U-900

9/2リリース ネクシード

原題も'U-900'(予告編)。「ドラゴンの秘宝」の監督によるドイツ製戦争コメディ。普通こういうのってジャケでお客さんを騙そうとするもんですが、本作はよく見るとコメディと判る様に作ってあって親切だと思います。出来は期待出来ないですけど。

ベルベット・スパイダー

9/2リリース プライムウェーブ

原題は'Stiletto'(予告編)。「ザ・スピリット」のスタナ・カティック主演で贈るヒロインアクション。共演がトム・べレンジャー、マイケル・ビーン、トム・サイズモア、ウィリアム・フォーサイス(また!)とイイ面子です。

※見ました。上記の面子に加えて、D.B.スウィーニー、ケリー・フー(当然の女刑事役!)、アマンダ・ブルックス(超ビッチ!)、ドミニク・スウェイン(何と妊婦役!)まで出演してました。ただこの充実したキャストが仇になったのか、話の比重がおかしな事になってしまってる。女殺し屋の復讐劇なのに、その理由が終盤まで判らないのも含めて構成がかなりマズい。要するに凡作。暴力描写はかなり頑張ってるんですがね。

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カオス・セオリー

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原題も'Chaos Theory'(予告編)。「ラブ・ダイアリーズ」のライアン・レイノルズ主演のコメディドラマ。一日の行動を全てリスト化して行動する几帳面な男を巡るお話みたい。共演はエミリー・モーティマー、スチュアート・タウンゼント。

※見ました。異常に几帳面な男が、ちょっとした妻のいたずらで…というお話。もっとサイコパスなブラックコメディかと想像してたら、意外にハートウォーミング寄りの雰囲気でした。

一応見逃した作品はリリース後に出来るだけフォローするつもりですが、これまでみたいに何でもかんでもは難しいかなぁ。この状況が続くとこのブログの存亡の危機! かも…。