その土曜日、7時58分

大好きなマリサ・トメイフィリップ・シーモア・ホフマンがバックからファックするという素晴らし過ぎるオープニング!

ボンクラ二人兄弟の次男坊の自分*1としては、徹頭徹尾ヘナチョコなイーサン・ホークの姿に胸がかきむしられて仕方がなかったです。

で、ものすごくしんどい内容なんだけど、落ち込みそうになる所でマリサ・トメイのオッパイが出てくるから意外にすんなり見られました。

それに時間が行ったり来たりする複雑な構成にもなってるのに、全く頭がこんがらがらないのはやはりベテラン、シドニー・ルメットの腕なのかな。こういう話を若造が撮るとやたら長尺なモノにしてしまいがちだけど、きっちり二時間以内に収めてるのもさすが。

まぁ見やすいのはオスカー級の役者が揃ってるからというのもあると思います。唯一“誰?”と思った弟の元女房は「ゴーン・ベイビー・ゴーン」でアバズレ母ちゃん役だったエイミー・ライアンでした。

*1:自分が兄貴に誘われそうになったのは洗剤を売らないかって言われた時くらい。もちろん断わりましたとも!