鉄ワン・アンダードッグ

鉄ワン・アンダードッグ [DVD]

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原題は'Underdog'。日本でも「ウルトラわんちゃん」という邦題で放送された1960年代の同名アニメをディズニーがCGを駆使して実写映画化した、ファミリー向けアニマルアクションコメディです。主人公のスーパーヒーロードッグ“アンダードッグ”をジェイソン・リー、そのガールフレンド犬をエイミー・アダムスがそれぞれを声を担当。ジム・ベルーシや“小さい人”界の名優、ピーター・ディンクレイジが出演してます。監督は「レーシング・ストライプス」のフレデリック・デュショー。

肝心の嗅覚に問題があり、警察犬から落ちこぼれてしまった一匹のビーグル犬が、マッドサイエンティストの実験材料として捕まってしまう。かろうじて研究施設から逃げ出したものの、実験の影響で人語を喋り空を飛ぶ超“犬”能力を手に入れてしまった“彼”。偶然拾った元警官ダンによって“シューシャイン”と名付けられた“彼”は、ダンの息子ジャックを相棒にスーパーヒーロー“アンダードッグ”として街の平和を守り始めたのだが…。

ディズニー映画らしく、ファミリー向けにそつなくまとめられた作品。ベースになってる「スーパーマン」へのオマージュシーンも多々。でも、ジェイソン・リーが声を当ててるにしては大人も楽しめる様な要素、特に今の映画らしい部分はちょっと見受けられませんでした。

ここんとこ、やたらワンちゃん映画を量産しているディズニーだからか、CGによる“演技”がかなり自然。でも、これってホントに動物映画と呼んで良いのか? という気もするんですよねぇ。おそらく見せ場なんであろう主人公のコスプレシーンも気にせず見られるヒトたち向けの作品なのかな、と思いました。

最後にベースボール犬ミッキー君、R.I.P.

※「ウルトラわんちゃん」のOP

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※これって需要あるのか?