スペース・ハザード

スペースハザード [DVD]
6/5レンタルリリース インターフィルム

原題は'Plaguers'。「デス・ファクトリー」「バイオ・アマゾネス」のブラッド・サイクス監督による宇宙SF+ゾンビという内容のスリラー映画です。「スペース・バンパイア」のスティーヴ・レイルズバックが出演!

究極のエネルギー源“タナトス”を地球へ運ぶ貨物船に救難信号が! 宇宙海賊に襲われたという船から美女四人を助けたものの、実はその四人こそが海賊だった! 彼女たちが船をジャックする一方で、タナトスから漏れ出したエネルギーを浴びた者が次々にゾンビ化していって…。

冒頭の展開から「エイリアン」の丸パクリなのが一目瞭然な作品。当然レイルズバックはイアン・ホルムorランス・ヘンリクセンのポジション!!

いきなり志の低さがバレバレな作品ですが、作りの方もかなりの低予算。そして絶体絶命の危機というのに乗組員たちはヘラヘラ笑ってる様に、緊張感などまるで無いユル〜いムードが充満してます。そもそも“タナトス”ってナンやねん?!

でも、逆に言えば最初からB級映画だと判るワケで、それを前提に見れば意外に退屈はしなかったです。まずは予算のほとんどをここに注入したんじゃないかと思うくらいにゾンビメイクがかなりグロくてイイ感じ。“感染”が進むに連れて皮膚がドロドロに溶けていき、最後は悪魔の毒々風に! というのも悪くなかった。

そして女海賊の衣装がピタピタのミニスカ制服&シルバーブーツというスペイシーなヤツなのも素晴らしい。ルックス的には中の中レベルなものの、ムチムチの太ももが実に健康的。ついでに女艦長は終盤何故かララ・クラフトみたいな格好に!

そんな感じで、1980年代に量産されていた様なB級映画。軽い気持ちで楽しむには十分じゃないでしょうか。

スペースハザード [DVD]

スペースハザード [DVD]