ゾンビ・ストリッパーズ


「ゾンビ・ストリッパーズ」予告編

こんなブログをやっといて言うのもナンですが、日本で劇場公開されたのも驚いたけど、これが今月のソニー・ピクチャーズいち押しタイトルというのはどうなのよ? 仕事柄、“ポルノの女王”“美獣”ジェナ・ジェイムソンが主役というのは構わないんですが、監督が電波系サイテーミステリー「ナショナル・コード」に凡作ホラー「スローター」のジェイ・リーなんだもんなぁ。

案の定、序盤はギャグはスベってるわテンポは悪いわとグダグダ状態。やっぱりね…と思ったら、ジェナ嬢がゾンビに咬みつかれ、狂乱のゾンビストリップショーが始まると雰囲気が一変! グロ描写はしっかりしてるし、ゾンビの食いっぷりも見事。見てるこっちも劇中の男ども同様に異常に楽しくなってくる!!

考えてみれば、ホントに駄作だった「スローター」も裸のおネエさんたちが乱舞する冒頭シーンだけは異様に躍動感があったんでした。

勿論後半も話の部分になると途端にムードが萎んでしまうし、ラストなんか全部切っちゃえよと怒り出したくなる展開で、やっぱりこの監督才能無いわ…って感じではありますが、まぁそれを補う魅力がある作品だと思います。

しかし、ピンポンショーって万国共通なんですねぇ。

※ちなみにジェナ嬢の日本語吹替を担当するのは夏目ナナ!!※主なジェナ・ジェイムソン出演作。他にもいっぱいあるけどね。