インパクト・ポイント 狙われたビーチの妖精
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
女子ビーチバレー界のホープ、ケリーは、大会期間中のパーティで有名スポーツ記者ホールデンと知り合う。その翌日、ケリーらを倒したばかりの実力ナンバーワンの選手が交通事故で死亡したというニュースが。ショックを受けながらもトップの座が近づいたのを実感するケリー。更に取材と称してホールデンと一夜を明かした彼女だったが…。
始まって10分少々で話が全部判る底浅な内容! と思ったら、20分を過ぎる頃にはもう記者が偽者でストーカーというのがバレちゃった! えーっ?!
そんな感じで、これまた話がポンポン進む軽くて安い作りの作品でした。しかもストーカーものといっても、このヒロインが前述の通りの完全自己中女なので全く感情移入出来ず、“襲われてもどうでもいいよ…”って気分になっちゃうから、スリラーとして全く盛り上がらない。
それでも演じてるのがジェシカ・アルバ級の美少女なら、男は勝手に都合良く脳内補完して“まぁビーチで飛び跳ねてる姿が見られるから許すか”ってな気分にもなるんですが、本作の場合はねぇ…。
実際に演じてるメリッサ・ケラーは肩もアゴのエラもドーンと張ったいかにもアメリカーンなルックス。お陰でビキニでグラサンのビーチバレー選手姿にはそれなりに説得力はアリ。でも一旦丘に上がると…。この辺はホントにスポーツ系美少女にありがちなガッカリ感。そもそも顔立ちもよくよく見ると大して可愛くないし…。これは完全にタイトルに偽りアリ!! だなぁ。しかも彼女を引き立てる為に、周りの選手は更にその下のレベルばっかだし。
要するに、ビーチバレーをしてればどんなのだってイイってヒト以外にはオススメ出来ない凡作でした。