マキシマム・ボルケーノ
2/6レンタルリリース インターフィルム
原題は'Krakatoa The Last Days'。1883年、インドネシアで起きた火山群島クラカトアの大噴火を英国BBCがドラマ化したディザスターパニックです。おそらくはスマトラ島沖地震を受けて製作されたモノだと思われます。主演は「天才マックスの世界」「シックス・センス」のオリヴィア・ウィリアムズ。
1883年、夏。火山群島クラカトアからは噴煙が昇り続け、対岸のスマトラ島でも地震が頻発していた。妻ジョアンナは避難を懇願するが、オランダ人の農園管理者ビレムは収穫が近いと聞く耳を持たない。だが遂にクラカトアは大噴火を開始。40km離れてたスマトラ島にも巨大な津波が押し寄せてきて…。
クラカトア(クラカタウ)に関してはwikipediaを参照の事。
天高く昇る噴煙。40mを越える大津波。昼なお暗くする火山灰。そして大海原を越えて到達する火砕流! 噴火絡みの天災シーンは中々どころか、そこら辺のB級映画など足元にも及ばない大迫力! これだけで話の説得力が一気に増す!!
ディザスターパニックのパターン通りに、火山周辺に生きる人々の群像ドラマも平行して描かれるんですが、そのネタ振りがされる序盤の三十分間は正直タルい。
でも全体でも一時間半弱とコンパクトにまとまってるんで、結構見応えのある佳作に仕上がってました。
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2009/05/29
- メディア: DVD
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