Hell Ride(ヘルライド)
まさか日本でも劇場公開されるとは思ってもみなかった、タランティーノ製作総指揮による“グラインドハウス”臭プンプンのバイカーアクション。
しかし、バイカー映画と言えば普通は若者たちの反抗を描くモンですが、主役は監督・脚本も兼ねるラリー・ビショップとマイケル・マドセンだし、敵役はヴィニー・ジョーンズ。更にそこにデニス・ホッパーとデビッド・キャラダインが絡むという、完全なオヤジ路線なのは正直どうなのかって気もします。
実際映画としての出来も微妙だし、意外にアクションも大した事無い。それでも、似たコンセプトの「WILD HOGS」ではほとんど排除されていた、ストレートな残酷描写と、各人種が入り乱れたおネエちゃんたちのオッパイ&お尻(レズあり、びしょ濡れ女闘美あり)のてんこ盛りが用意されてるんだから、映画として圧倒的に正しいと言わざるを得ない*1。
まぁイイ顔したオヤジたちを慈しむ様に味わうのが吉の作品じゃないでしょうか。
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*1:思えばビショップの前作「マッド・ドッグス」も大して面白くないんだけど妙に楽しい犯罪映画でした