アメリカン・クライム
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2008/12/26
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
1965年、インディアナ。移動遊園地でお菓子を売って生計を立てるライケンスは、シルビアとジェニーの姉妹をその夏の巡業の間、その日教会で会ったばかりのシングルマザー、ガートルードに預ける事にする。最初のうちこそガートルードの七人の子供と上手くやっていたものの、長女のポーラが母親についた嘘をきっかけに、ガートルードのシルビアへの虐待が始まる。それは次第にエスカレートして行き、地下室に閉じ込められたシルビアにガートルードの幼い子供たちまで虐待を加えていって…。
あらすじを読んで貰えば判る通り、ジャック・ケッチャムの『隣の家の少女』の元ネタになった事件。それをこれだけのキャストで映画化してるんだからもっと早く見なきゃいけなかったんでしょうが、どうしても後回しにしてしまいました。だってこういうのって見るのがツラいじゃん!
というワケで結構な覚悟を決めて見始めてみたら、演出はTVムービー並みの平板さだし、虐待の描き方も正直手ぬるい。もっと切り込んで行けば、時代背景とか狂人とそれに引き摺られていく集団心理とか、いくらでも面白くなるポイントが潜んでいるのが見えるだけに勿体無い。結局“みんな貧乏が悪いんや!!”程度のモノしか見えて来ないんだもんなぁ。
まぁ役者を見る為の映画というコトで良いと思います。いつもの小生意気なでこッぱち少女とはうって変わって受け身の演技に徹するエレン・ペイジの虚ろな表情はイイ感じだし。
- 作者: ジャックケッチャム,Jack Ketchum,金子浩
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 1998/07
- メディア: 文庫
- 購入: 66人 クリック: 960回
- この商品を含むブログ (245件) を見る
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2010/09/08
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 331回
- この商品を含むブログ (21件) を見る