監禁拷問殺人者

1/9レンタルリリース クリエイティブアクザ

原題は'B.T.K.'。2005年に逮捕され175年の禁固刑を言い渡された連続殺人犯デニス・レイダーを主人公にしたサイコサスペンスです。でも監督と主演が凡作「エド・ゲイン」のマイケル・フェイファーとケイン・ホッダーなので…。

カンザス州ウィチタで法令順守監督官として街を見回るデニス・レイダー。些細な違反者も見逃さず、一見真面目な家庭人に思える男だったが、夜になると違反者の家へ押し入り次々に凶行に及んでいて…。

うーむ。「エド・ゲイン」もそうでしたが、トマス・ハリスが『レッド・ドラゴン』のモデルにした程のシリアルキラー界のビッグネームで、そのままドラマ化すれば十分面白くなるはずの素材を、何故わざわざ改悪するんだろう?

まぁVシネマだし、史実通りに話を作らないのは仕方が無いにしても、自らそう名付け、一番の特徴でもあった縛って(bind)拷問して(torture)殺す(kill)という犯行手順まで外すってのは全く理解出来ない。

一応最後まで見ると変更したのも納得出来るオチ(あの一番やっちゃいけないヤツ)にはなってるんですが、だからと言ってこの改変で面白くなってるワケでもないんでねぇ。
と言う訳で今回も完全な凡作。スルーしていただいて結構です。

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