THR3E 影なき爆殺魔
原題も'Thr3e'。木曜洋画劇場のテレビ東京による日本未公開娯楽映画専門の新レーベル"TX-V"が誕生! その第一弾はテッド・デッカーの『影の爆殺魔』を映画化したサイコサスペンスです。主演は「ブラックカーテン」のマーク・ブルカス、「カオス」「落下の王国」のジャスティン・ワデルに「ロードキラー マッドチェイス」のラウラ・ジョーダン。ボクらのビル・モーズリーさんも出てます! 監督は「ジャスティス」のロビー・ヘンソン。
車を運転中の神学生ケヴィンにかかって来た一本の非通知電話。“三分の間に過去の罪を告白しろ、さもなくば車を爆破する”と脅迫し、ヒントとしてなぞなぞを出す相手。ワケも判らぬまま車を飛び出したケヴィンだったが、本当に車は爆破してしまう。続いてケヴィンの育ての親である叔母宅の犬小屋を爆破する犯人。全く同じ手口で弟を爆死させてしまった心理分析官ジェニファーが捜査に加わる一方、幼なじみのサマンサと話すうちに封印していた少年時代の忌まわしい事件を思い出したケヴィンは…。
次々に起こる爆破事件。身の毛もよだつ基地外一家。果たして真犯人の正体は?! ストーリー展開がかなり面白い作品でしたが、これは原作の手柄だよなぁ。
それだけに映像化した監督の力量不足が恨めしい。とにかく演出が凡庸で中々盛り上がってくれない。クライマックスで二転三転する真犯人像なんて、小説だと凄く面白いんだろうけど、映像の作り方が軽くてギャグみたいに見えちゃうし。
役者陣も熱演してる割りに魅力的に映ってないし、勿体無いとしか言い様の無い凡作でした。誰か実力のある監督に作り直して欲しいなぁ。
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