ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌


1/9リリース 松竹

西武ライオンズ日本一おめでとう!!! ライオンズファンの芸能人と言えば吉永小百合と相場が決まってますが、今回は若手代表のウエンツ瑛士主演のこの映画を見てみました(これは無理が無いな)。

脚本が「妖怪大戦争」の沢村光彦に代わってヒーローアクション度が大幅にアップ! いきなり例の鬼太郎誕生のシーンを実写で再現したり、前作で避難轟々だった鬼太郎の左眼が義眼なのを見せたり、「パンズ・ラビリンス」へのアンサーとして手の目が登場したり、がしゃどくろが爆誕したりと、色々オモシロシーンが多くて前作よりかなり自分好みで楽しかったです。

但し残念な所もまだまだあって、例えばウエンツのスケジュールのせいか鬼太郎が消えてる時間が結構長いトコとか。まぁその分鬼太郎ファミリー大活躍となってて、それはそれで良かったんですが。その鬼太郎ファミリーがかなりこなれて良い感じ*1になってるだけに、オールスター感をつける為だけのゲスト妖怪の出番が無駄に見えてしまいました。これも一番心配してたソ・ジソプヴィランぽくて意外に良かったりしてるんですけどね。何の妖怪かは判んなかったけど。

そして緒形拳。もっと元気な時に演って欲しかった。声に力が無くて、あんなに枯れてたらぬらりひょんじゃないよ! でもこの頃はもうかなりキツかったんだろうなぁ。「風のガーデン」も相当辛そうだもん。

田中麗奈猫娘に関してはマトモ亭さんにほぼ異論は無いです。中川翔子(フトモモ!!)に代われなんて口が裂けても言えません。

*1:柳沢慎吾の一反木綿だけは変えて欲しいけど。