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The Naked Prey(裸のジャングル)

DVD 輸入盤


コーネル・ワイルドが1966年(自分の生まれた年!!)に製作・監督・主演で撮った“人間狩り”映画。町山大将のポッドキャストでの紹介が余りにも面白そうだったので、今年アメリカでリリースされたクライテリオン版DVDを買ってみました。

バイオレンス(残虐シーン多め。流石に直接は見せないものの、そこは象の解体や野生の王国の弱肉強食シーンで補完)とエロス(原住民のおネエさんたち*1の躍動するオッパイ! 終盤のキーパーソンとなる幼女ももちろんスッポンポン!!)。本作公開のチョイ前から全世界的なブームになっていたモンド映画の影響下にあるのは明白な作品。

しかしあの手の映画が言い訳がましいヒューマニズムで無理矢理〆てたのに対し、本作では本物の人類愛や人種間の平等が謳われているのが素晴らしい。

そして、緩急はあっても、古い映画を見てる時に感じるタルさみたいなのは微塵も無し。豪快なアクションも含めて、ヘイズコード末期とは言え当時のハリウッド作品(製作は独立プロだけど興行はパラマウント)とは俄かに信じ難い傑作でした。

ところで問題の「アポカリプト」との類似性ですが、確かに“槍投げ”のシーンはかなりソックリ。まぁどっちも面白いから目くじらを立てる程でも無いと思いますが。ただ、追手の狩人たちもちゃんと人間として描いてる点、そして宗教的な押し付けが無い分、自分はこっちの方が好きですけど。

アポカリプト [DVD]

アポカリプト [DVD]

※何だかんだ言って結構好きです。あのEDもキリスト教徒以外には痛烈なバッドエンドに見えて悪くないし。
裸のジャングル [DVD]

裸のジャングル [DVD]

*1:今時珍しい土人描写があったという点ではThe Asylum版「キング・ソロモン」は貴重なのかなぁ?