デイ・オブ・デスティニー

デイ・オブ・デスティニー [DVD]
8/2リリース プライムウェーブ

原題は'Tarragona Ein Paradies in Flammen'。1978年にスペインはカタルーニャ地方、タラゴナで起きた大火災事故をドラマ化したドイツ製のTVムービーです。主演は「ザ・ペスト」「絶体絶命2001」のティム・ベルクマン。

1978年7月。今日もヨーロッパ各国から集まった海水浴客で賑わうタラゴナの海岸。ところが、積載量を遥かに越える可燃性の液化ガスを積んだタンクローリーが横転事故を起こした時から状況は一変する。漏れ出したガスが引火し、ビーチ中を巻き込む大火災が発生した! 一瞬にしてビーチは地獄絵図と変わり…。

この後は、奇跡の生還、感動の再会、そして訪れる永遠の別れ…みたいな展開。基本的にはドイツ製らしい、何時もの真面目くさったお涙頂戴系群像ドラマでした。しかし炎上シーンの迫力はかなりのものだし、全身火傷を負った被害者の描写の生々しさも凄くて、不謹慎ながらB級映画的観点でも楽しめる作品でした。

しかも舞台が舞台だけに、ビキニ美女からトップレス美女、美少女に幼女、無駄に巨乳なオバサンまで、結構レベルの高い水着姿のカワイコちゃん(オバサン除く)が選り取りみどり! そしてそれを取り巻く男たちもイケメンからイイ顔したオヤジまで揃ってて、こちらも妙に生々しいセックスシーンがあったり。

ロケーションも素晴らしいし、色んな視点から楽しめる中々の作品だと思います。今日紹介したパニック映画三本の中では一番オススメでしょう。

デイ・オブ・デスティニー [DVD]

デイ・オブ・デスティニー [DVD]