プリズン・ブレイク シーズン3

プリズン・ブレイク シーズン3 DVDコレクターズBOX (初回生産限定版)
vol.1〜3 7/2レンタルリリース 20世紀フォックス
vol.4〜5 7/16レンタルリリース 同上
vol.6,7 8/13レンタルリリース 同上
 今回は1クール、全13話しかないんで、シーズン全体の感想を書くだけにします。
まぁ当然ですが面白いです。従来のファンの方は満足いくんじゃないかと。それを前提にして貰って、以下不満な点をダラダラと。
【以下、ネタバレ】
正直な所、シーズン2までの視聴者の興味をグイグイ引っ張る強引なまでのパワーは無いかなぁ。
その一番の原因になってるのが、主な舞台となるパナマの刑務所SOMAが思った程には地獄じゃないって事。特に暴動の影響で刑務官すら放棄したって設定が完全に裏目。一応牢名主がいるにはいるんだけど、中で管理する者がいないから、自由行動はし放題。電気も水も通ってるし、面会だってOKで、全然緊張感が無いんだもの。フォックスリバーもヌルかったけど、ある意味あれ以上にヌルいんじゃないかなぁ。やはり刑務所モノには鬼看守が必要という事を再認識しました。
シーズン1は刑務所の中と外、シーズン2は追う者と追われる者って感じで、二つのドラマが同時進行で描かれてたのに、今回はそんなユルい刑務所の中の話に終始してるのも、イマイチに感じる原因でしょう。しかも塀の外にいるのが兄貴とスクレという正直者コンビなもんで、せっかくマイケルが色々と策を巡らしても中々上手くいかないし(w。
それと、これはこれまでもそうだったけど、女優選びのセンスが悪い! ヒロインだった筈の女医さんのムチャクチャな退場のさせ方にもビックリしたけど、新レギュラーの二人も微妙。「シーズ・オール・ザット」「ブラッド・シティ」のジョディ・リン・オキーフは横にでっかいだけだし、ラテン系のおネエちゃんはスタイルは抜群だけど顔にハナが無いし。どんな感じの人かは以下の動画で確認して下さい。

まぁ、個人的には裏主人公であるベリックの、いきなりブリーフ一丁にひん剥かれ、以下ちょっと上がっては最下層にまで落とされて…という、見せ場たっぷりの活躍(?)で溜飲を下げましたが。その点、もう一人の裏主人公であるティーバッグはかなり大人しめ。ヤツはシーズン4から本領発揮かな。
で、シーノートはどこにいったんだ!?