デッド・サイレンス

勝ち逃げを決め込んだのかと思っていたジェームズ・ワンリー・ワネルのコンビが「ソウ」以来久々に撮った新作は、ホラー映画の定番の一つである人形ネタ。

美術等の頑張りのお陰か、映像に結構パワーがあるから何とか見られるけど、話の方はいたって平凡。やっぱり一発屋だったのかなぁ。ラストになって急に「ソウ」的な種明かし演出がされるのもどうかと思う。

事件の発端になる奥さん役のローラ・レーガン(「インプラント」)、継母役のアンバー・ヴァレッタ(元スーパーモデル)と、せっかく主人公を取り巻く女優さんのレベルが高いのに出番が少ないのも残念でした。と言うか、二人ともストーリーの重要な鍵になってるのにあんな扱いにしてる所が作品全体の失敗に繋がってる気もします。

インプラント [DVD]

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