サーフズ・アップ

一時期、「エンドレス・サマー」に代表されるサーフィン系の映画を見捲っていた頃がありました。自分は全くやらないのに。まぁ独特のレイドバックな雰囲気の心地良さに惹かれてたんだと思います。ちょっとしたトリップ感覚が味わえたりもするしね。

で、そんなサーフィン映画やESPNのスポーツドキュメントを意識した映像(ズームやパンが手ぶれし捲り)が凄い本作。テンポのユルさも実に上手く再現していて楽しいんですが、普通の人には退屈に感じられるだけな気が。内容も青春映画のノリだし、ここまで完全に子供を無視した海外CGアニメは初めてかも。

小栗旬山田優といった日本語吹替キャストは意外に悪くなかった。でも、元々があのシャイア・ラブーフだという事を考えると、主人公の性格付けがその時点で違ってる様な。伝説のサーファーをマイク真木(英語版はジェフ・ブリッジス!!)が演ってるのは当然反則*1

ほんでもって、本作に便乗してか、「ローリング・サンダー」「ゴーン・サーフィン」「アメージング・サーフ・ストーリーズ」といったサーフィン映画のDVD化も決定してます。やっとこの辺のビデオも捨てられるなぁ。

エンドレス・サマー [DVD]

エンドレス・サマー [DVD]

*1:反則と言えばラストに流れるNew Radicalsの"You Get What You Give"は相当に反則