ブライド

5/2リリース ニューセレクト

原題は'Deadly Suspicion'。「キャリー2」のエミリー・バーグルが地方の名家で起きた連続殺人に巻き込まれるヒロインに扮した、RHIエンタテインメント製作のサスペンス篇です。監督は「パープル・ヘイズ 紫のけむり」「ロックン・ルージュ」のデビッド・バートン・モリス。共演に「ハメット」「Mr.早射ちマン」のマリル・ヘナー、「ウォリアーズ」のデボラ・ヴァン・フォルケンバーグ。ティモシー・ボトムズも出演してるゾ! って、これ、一体何時の映画だよ!?

かつて州知事も務めた名門ダンヴィル家の主人が何者かに射殺される。その義理の息子ネイサンの婚約者ヘザーも駆けつけるが、事件の現場となった豪邸にはただならぬ雰囲気が漂っていた。ネイサンの母親アンは、彼に義父の後継者になるように強要、ヘザーにも彼を支える為に現在の職を辞めるようにプレッシャーを掛け始める。それを断り、職場に戻ったヘザーだったが、彼女を付け狙う影が…。

かつての栄光を取り戻す為に一人息子に執着する狂った母親をマリル・ヘナーが雰囲気たっぷりに好演。全体的に見れば、これも微妙な出来の凡作だと思いますが、彼女の存在感のお陰で説得力が増して、何とか最後まで見られる出来に。

それにしても、この邦題とジャケ写は嘘をつき過ぎだろう。そりゃ一応ヒロインが結婚する流れにはなるんだけどさ。

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