ナンバー23

 “23”という数字に囚われた男の狂気を描いたスリラー。しかし雰囲気が陰鬱なだけで、お話にも謎解きにも全く魅力が無いから見続けるのが苦痛になってくる。
特にあれだけ狂った父ちゃんに、何故美人妻(ヴァージニア・マドセン!)と息子がつき合ってくれるのかさっぱり判りませんでした。そしてあのオチは何なのよ?
この脚本を書いたファーンリー・フィリップスって新人のシナリオを、今後ブライアン・シンガーも映画化する事になってる筈ですが、一体どうなる事やら。それとジョエル・シューマカーは何故いまだに映画を撮り続けられるんだろうか? これが最大の謎。
とか言いながら、自分も昔馬券生活で煮詰まっていた頃、街で見た数字が全て当たり馬券を暗示している様に見えたのを思い出して、かなり凹んでしまいましたorz。