実録・九州やくざ道 LB熊本刑務所

GPミュージアムソフトが忘れた頃にリリースする、熊本刑務所を舞台にしたヤクザVシネマ。今回の主役は清水宏次朗

長崎県諫早を根城とする本山組組員・古賀作乃助は、ひょんな事から地元の金融業者を刺し殺してしまい、長期刑(L)かつ犯罪傾向が進んでいるB級の懲役囚として熊本刑務所に収監される。そこで様々な境遇の男たちに出会う古賀。そして本山組と敵対していた隣町・大村の岩永組組員たちが、彼の後を追う様に入所してきて…。

この展開なら当然刑務所内で抗争が!? と思いきや、塀の外で両組が和解。刑務所内でもあっさり仲直りしちゃってポカーン。

で、この後は懲りない面々(金嬉老含む)のお話が語られる展開になるんですが、これがもう大したエピソードじゃなくて…。しかも演じるのがあんた誰? な無名俳優ばかりだから余計につまらない。

って言うか、主役の筈の清水宏次朗がほとんど目立ってないじゃん! 彼が演じるヤクザのモデルになったという古賀作太郎氏が、知る人ぞ知る侠客らしく、ちょっと期待してたんだけどなぁ。

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※同じ“LB刑務所”シリーズの一本「実録・九州やくざ抗争 小倉戦争」の感想はこちら