31km
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2008/03/07
- メディア: DVD
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原題は'Kilómetro 31'。メキシコ製のオカルトホラーです。
高速7号線の31km付近。車を走らせていたアガタはそこで小さな男の子をはねてしまう。思わず車から飛び出し確認しようとしたアガタを、今度は後続車両がはね、彼女は両足切断、意識不明の重体に。その瞬間から奇妙な幻影に見て怯え続ける双子の妹カタリーナ。そんな彼女もまた恋人との見舞いの帰り道、同じ高速7号線の31km付近で女性をはねてしまって…。
実は死亡事故の多発地帯だった現場には呪われた過去があり、それを探るうちにヒロインと恋人は…というお話の流れ。
闇や水といった寒々しい映像の連続(おそらく青系のフィルターをかけてる)。期待したのはメキシコらしい呪術や幻想といったラテン文学にも通じる雰囲気のものだったんですが、あからさまに一連のJホラーの影響受け捲くりな作品でした。と言うか、全身白塗り、目の周り真っ黒の男の子を出しちゃあダメだろう。
そんな感じで自分の期待したものとはだいぶ違うし、オリジナリティには欠けてると思いますが、映画の作り自体はかなりのもの。ホラー映画ファンなら見て損はないのでは。