絶対の愛
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- 発売日: 2007/11/22
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で、この映画の後、評価と韓国での興業成績が結びつかないからと韓国映画引退宣言(直ぐに撤回)をしたキム・ギドクですが、この映画の場合、整形する事は自分を捨てる事だっていうテーマが韓国人には理解出来なかったんじゃないかなぁ? それともこういう考えの人も結構多いんでしょうか?? そうそう、冒頭に登場する本物(?)の手術シーンは完全なグロ映像だから注意!!
それはともかく、彼氏が消えてからの後半戦がもう一つパンチ不足なのは確か。最終盤、ようやくテンションが上がった所で終っちゃうのも不満。これはキム・ギドクって人が基本的に真面目で、ユーモアのセンスを持ち合わせていない事によると思う(この辺が似た作風の今村昌平と決定的に違う所)。若い頃は持ち前のパワーで押し切る事が出来たけど、多少それが衰えた時にごまかしが効かなくなったって感じ。
そういう意味では初期の三作品がDVD化されるのは嬉しい。セル版はBOX仕様で同時発売されますが、レンタル版は12月から月イチで順次リリースの予定になってます。
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※キム・ギドク監督作「弓」の感想はこちら
※整形後のヒロインを演じたソン・ヒョナ主演作「女は男の未来だ」の感想はこちら