ブロークン・トレイル 遥かなる旅路

本年度エミー賞3部門受賞のロバート・デュバル主演兼製作総指揮の西部劇。監督はウォルター・ヒル、音楽はヴァン・ダイク・パークス!

独立する為に大量の馬を引き連れて旅する老カウボーイとその甥。道すがら出逢った、売春宿に売られていく中国娘たちを救った事から、彼らの運命が変わっていく…。

アメリカ大陸のスケールのでかい絶景をバックに、ゆったりと進んでいく良作。それでいてエロいシーンがいきなりあったり、クライマックスには銃撃戦があったりと、ウォルター・ヒルの演出力がまだまだ健在な事が確認出来て非常に満足。

ロバート・デュバルは勿論、トーマス・ヘイデン・チャーチやクリス・マルケイが好演してるのは当然として、驚いたのはスッピンでシワシワの顔を晒して熱演するグレタ・スカッキ! ただのカワイコちゃん女優の頃を知ってるだけに、これには本当に痺れました。

まもなくリリースされるDVDには日本語吹替も収録されてるので、もう一度じっくりと見てみたい。