ゴーレム
- 出版社/メーカー: トランスフォーマー
- 発売日: 2007/11/02
- メディア: DVD
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
原題は'Desert of Death'。砂漠の怪物が大殺戮を繰り広げるモンスターホラーです。監督はマイケル・パレ主演作「サイコキラー」を撮ったエース・クルーズって人。
グランドキャニオンを目指す若者たち。だが旅の途中でゴーストタウンに迷い込んでしまった彼らは、そこで死体と大金を発見する。大金を手に慌てて立ち去ったものの、たどり着いたのは砂漠のど真ん中。しょうがなくそこでキャンプを張る事になったのだが、その夜仲間の一人が変死してしまう。それは砂漠の魔神ゴーレムの仕業だった!
毎月一本はリリースされる、道に迷ったバカ者たちが餌食になるベタな展開のホラー映画でした。しかし、ここまで同情する余地の無いバカ者を見たのは久々!
だってゴーストタウンに迷い込んだのにイェー! 大金を見つけてラッキー! 砂漠でキャンプを始めてイェー! で、いざ危機が訪れると互いに罪を擦り付け合って醜い喧嘩を繰り広げる始末。
辛うじてマトモな神経をしてるのが、一応ヒロインの予知夢を見る電波系ブサイ子とその彼氏(ちなみに演じてるのは監督)だからトホホホ。
終盤取って付けた様に、それぞれが七つの大罪を犯して云々みたいなセリフが登場しますが、お前等それ以前の問題だろ! ボケッ!! と言いたくなってしまう。まぁ普通の人はそこに行き着く前に見るのを止めてると思いますが。
と言うか、モンスターの方もどこがゴーレムなんだ?! だって砂がブァーッと集まって怪物の姿が現れるという「ハムナプトラ」に出てきそうなヤツなんだもの。しかもこれが超ブサイクなデザイン。更にはこいつが襲ってくるシーンがショボ過ぎ! CGのモンスターがグワッと吠えた後に、既に血まみれになったバカ者を映すというモンタージュの連続なので、ちっとも怖くも驚きもしない。
そして最後のオチも最悪。見どころの欠片も無い、絶対に見ちゃいけない駄作だと思います。
- 出版社/メーカー: 有限会社フォワード
- 発売日: 2007/02/20
- メディア: DVD
- 購入: 6人 クリック: 53回
- この商品を含むブログ (8件) を見る