快傑ライオン丸#8〜11@時代劇専門チャンネル

#8から幹部怪人・分身魔王デボノバ登場。作戦も急に狡猾になり、沙織が入れ替わる事を目論んで近くの寒村に娘を生贄に差し出す事を要求。そして獅子丸を変身中に銃撃! 哀れ怪人イワゲバの手に堕ちた沙織は危うく手篭めにされそうに(w。脚本/牛次郎

#9。幻術を操る吸血怪人ゾンビーに苦戦するライオン丸。赤い忍者装束の時はそれなりだけど、脱皮すると何故かブヨブヨの水ぶくれになって、とてもゾンビとは言えないブサイクな姿に。まぁ当時のゾンビ像だとブードゥー教の方なんだろうけど。ゾンビに襲われるとミイラ忍者になるってのは良かったんですが。以上、二本は安藤達己監督作。

#10。怪人ドクイモリが水に流した毒にやられた小助。獅子丸が単独で近くに住む医師・重兵衛の下へ解毒剤を取りに向うが…。侍に憧れる重兵衛の息子・京太と獅子丸との交流。ヒカリ丸を呼ぶ笛は小助にしか吹けないんだねぇ(と思ったら、いきなり次回で…)。デボノバとドクロ忍者による変な忍術が多数登場。短筒でドクロ忍者に開いたデカい穴ごしのショットというマカロニウェスタンみたいな映像が秀逸。

#11は小助の初恋エピソード。ドクロ忍者に襲われる笛師の母娘を救った獅子丸たち。娘の千恵にひと目惚れした小助は、彼女たちを送って行こうと懇願するが…。うーん、千恵ちゃんが余り可愛くない? と言うか、ここまで余り綺麗なゲスト女優が登場してないね。で、彼女が笛を吹くと、あっさりヒカリ丸が来ちゃった(w。ライオン丸が一敗地に塗れたのを見て、獅子丸が死んでも私たちがゴースンを倒すのよと、沙織の悲壮な決意を語るシーンが良い。一方、ライオン丸は土に埋もれそうになったりと余り良いトコ無し。

今回の四話全て、沙織と小助の立ち回りを始めとする見せ場が多いのが印象的でした。