ザ・デジャヴ

9/7リリース ニューセレクト

原題は'Dornröschen erwacht'。「レボリューション6」「ストーム・シティ」のナジャ・ウールが記憶喪失に苦しむ美女に扮したドイツ製心理サスペンスです。

交通事故によって三年間昏睡状態だったユリアンネが目覚める。医者の治療によって徐々に回復していくが、父の葬儀から事故までの八週間の記憶が閉ざされたままだった。ようやく夫や一人娘、友人との再会も果たしたのだが、夫と友人は三年の間に愛し合う様になっていた。そして亡き父の邸宅や店が人手に渡っているのを知ったユリアンネ。果たしてあれは本当に事故だったのか、それとも…?!

前半の雰囲気からは、記憶を失ったヒロインが本当の自分や人間性を取り戻して行くという、ハリソン・フォードの「心の旅」みたいな話に見える。こりゃメーカーが勝手にサスペンスにでっち上げたパターンかと思ったら、終盤になって衝撃の真実が! みたいな展開に。まぁお客さんの事を考えればその方が嘘が無くて良いのかも知れないけど、正直ちょっと拍子抜けしてしまいました。いや、個人的に「心の旅」は好きな映画なんで。

それでもヒロインのナジャ・ウールがメチャ綺麗なんで一応は満足。その豊満ボディもシャワールームで披露してくれるし。ついでに競泳水着に着替えて乳首ポチも。TVムービーなので、それ程エロい訳ではありませんが。

で、タイトルの‘デジャヴ’ですが、ヒロインに昔の記憶がフラッシュバックする事はあっても、白日夢を見る様なシーンは無かったなぁ。これこそメーカーのでっち上げでした。

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