パリ・ディストラクション

パリ・ディストラクション [DVD]
9/7リリース プライムウェーブ

原題は'Alerte à Paris!'。パリを舞台にしたパニックものをもう一本紹介。この作品で花の都を恐怖に陥れるのは、何とネズミ!!

収集業者のストライキが続き、街にゴミが溢れかえるパリ。それに伴い、各所でネズミが大量発生していた。女医ローレンスが通うジムのシャワールームにもネズミが現れ、友人が噛まれる被害に。早速駆除業者ポールが呼ばれたのだが、下水道にいたネズミの大群に気圧され、逆に噛まれてしまう始末。ローレンスが勤める病院に運ばれたポールだったが、彼ら被害者は正体不明のウイルスに犯されていた。そんな中、街ではネズミに襲われる被害が続出。そして、遂にはローレンスの一人娘ローラまでがネズミに噛まれて…。

モンスター役がネズミというのに不安を覚えたんですが、中々どうして。パリジャンヌのヌードあり、スプラッタ描写あり、特殊部隊も登場しての大爆発ありと、B級パニックものの定番要素をきちんと網羅した、そこそこ見られる作品でした。終盤の展開は超お約束通り。

今、この手の作品の大量生産国と言えばドイツですが、それに比べるといかにもフランス製らしい特色もちらほら。まず何と言っても主役の男女が出会った途端に恋の予感が漂う辺りに(w。そして、そんな雰囲気が似合う女優さんたちのレベルの高さ。更にほとんどノーブラ! 全員阿部知代状態! しかも巨乳! この辺もドイツ製とは大きく違う点でしょう。

それと悪いネズミだけじゃなく、良いネズミもいるんだよというのをしっかり描いているのもフランス製らしい所かな。でも女教師(勿論ノーブラ)が小学生にフェロモンについて教えるのは、いくらフランスでもどうなのよ? って思いましたが。

パリ・ディストラクション [DVD]

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