Shopgirl 恋の商品価値

原題も'Shopgirl'。スティーブ・マーティンが執筆した同名小説を自ら脚色、「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のアナンド・タッカーの監督で映画化されたラブストーリーです。主演はクレア・デインズジェイソン・シュワルツマン、そしてスティーブ・マーティン本人。

夢を持ってロサンゼルスにやって来たものの、退屈な日々を続けるデパートの定員ミラベル。偶然コインランドリーで知り合った貧乏アーティストのジェレミーとの恋も上手く行かない。そんなある日、身なりの良い紳士がミラベルに声をかけてきて…。

この後の展開は、渋めの「プリティ・ウーマン」といった感じ。最後まで静かなトーンで描かれていて、主演三人の力で見られる内容にはなっているものの、退屈に感じる人もいるかも。

個人的にはヒロインに絡む男性二人が揃って微妙なキャラなので、もう一つ乗り切れませんでした。まぁ、あくまでも主役はクレア・デインズ*1なんで、女性が見たら評価が違うのかも知れません。

で、その主役のクレア・デインズ。ハリウッドの女優とすれば、まだまだこれからの二十八歳(本作の米公開時は二十六歳)なのに、ちょっと枯れ過ぎじゃないかなぁ。やはり子役出身は早熟って事でしょうか。でも本作ではベッドシーンあり、入浴シーンあり。そして綺麗なお尻も大公開のセミヌードまで! かつてのトップアイドルが! と言う訳で、かつて彼女のファンだった人は一応必見かな。

*1:その筈なのにモノローグをスティーブ・マーティンがやってるのが不思議。