デッドマンズ・プリズン


5/25リリース アートポート

原題は'Dead Men Walking'。今日入荷したので早速視聴。監督はC級サスペンス「夕闇にベルが鳴る」でもスプラッタ描写だけは見るべきものがあったピーター・マーヴィス。

次々に男女をショットガンで射殺し、自らも自殺しようとして失敗した男トラビスが、凶悪犯ばかりが収監されるハーウッド重警備刑務所に送られてくる。入所早々体の不調を訴え、医務室に運ばれるトラビス。すると彼は血の涙を流し、血反吐を撒き散らしながら発狂し、看守から射殺されてしまう。その頃刑務所には疾病管理センターのサマンサがトラビスの調査の為にやって来ていた。遺体の状況や生前の証言から彼が恐るべきゾンビウィルスに感染していた事が判明。直ちに刑務所は隔離されるが、トラビスの血を浴びた者たちが次々に発症を始めて…。

結構面白かった! お馴染みTHE ASYLUM社の作品なので作りは安いし、脚本も酷いモンなんだけど、全体的にスピード感があって余りその辺が気にならないんですよ。

ゾンビは今時の走る系。顔を土色に塗って目を血走らす程度のメイクではありますが、食人シーンをしつこく見せてるせいか、かなり残虐なイメージが残る。残虐と言えばこの監督の「夕闇にベルが鳴る」同様、子供に対する遠慮が今回も一切無し。何しろゾンビにブロンド幼女を襲わせる! そしてその幼女も…。

ひょっとしたらこの監督、まともな脚本と中規模程度の予算を与えたら、マジで面白いホラー映画を撮れる人なんじゃないでしょうか。

デッドマンズ・プリズン APS-177 [DVD]

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